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そもそもめっき加工とは

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めっき加工の特徴

めっき加工とは、プラスチックや木材などの非金属の表面に金属膜を生成し、様々な特性を付与する加工法です。

以下にめっき加工の特徴をまとめました。

  • 素材の物性だけではなく、必要な機能を製品に付け加えられる。
  • コストパフォーマンスが良いめっき加工もあり、比較的安価で美観を整えられる。
  • 金属・非金属の両方に加工を施せる。
  • 多種多様のめっきが流通しているので、使用環境や条件に応じた柔軟な加工ができる。

多様な特性を持つめっきを用途に合わせて使用することで、業務効率のアップや製品価値の向上に繋がります

めっき加工の目的・用途

耐食性

金属が錆びにくい性質を付与できます。ただし全く錆びないように加工できるのではなく、錆びの進行を抑えられる特性であることに注意しましょう。錆びにくくすることは金属の劣化予防に繋がるため、寿命や強度を維持したい場合に重宝します

熱特性

熱伝導率を高めたり、逆に耐熱性能を向上させたりできる性質を熱特性といいます。熱が通りやすくなるようにステンレス製のフライパンに銅めっきを加工する、などが一般的な例でしょう。また、耐熱性においてはエンジンなどの高温下で稼働する部品に施されることが多く、製品を一定の温度以下に保つことができます。

電気特性

携帯電話やパソコンのような精密機器など、電流のコントロールが必要な用途によく用いられます。電子回路内の部品にめっきを施し、回路内に良好な電流が流すことも可能です。また、プラスチックや樹脂などの通電性を持たない材質に電気を通す特性を付与できます。

摩耗性

摩耗性とは、めっきによって強度を向上させる特性です。部品と部品がぶつかり合って摩耗が進むと、パーツの交換時期が早まったり、機械が故障したりします。そこで、使用環境に合っためっき加工を行い、部品の消耗を軽減。機械や部品の寿命を延ばします。摩耗性は恒久的に続く性質ではないので、定期メンテナンスをしなくてはいけません。

美観をよくする

めっきを施すことにより製品に高級感を持たせ、見た目を良くできます。普段目にする自動車やアクセサリーなどはもちろんですが、機器内部の部品の見た目にも配慮することで、取引先や購入者の印象が良くなるでしょう。