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銀めっきとは

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銀めっきとは

銀めっきとは、文字通り銀を使って素材に薄い皮膜をまとわせる、めっき加工技術の総称です。銀めっきを施すことで、素材に対して様々な特性や機能性を持たせることが可能になる上、銀の持つ美しさを活用して外観上も美しい製品を作り出すことが可能となります。

銀めっきは防錆目的や見た目のデザイン性を高める目的、優れた導電性を活用した機能性の獲得など、様々な目的に応じて利用されており、対応する製品も電気製品や工業製品から食器やアクセサリーといった日用品まで多岐にわたります。

銀めっきの特性・メリット

ハンダ付け性・ボンディング性が優れている

銀めっきの持つ物理的特性として、ハンダ付け性やボンディング性に優れていて、他の金属や部品との接着力が強いといった点が特徴です。これにより、電化製品や電子機器の部品や基盤などに対して銀めっきを採用されることも多く、開閉器やリードフレーム、遮断機コネクタなど色々な製品に対して銀めっきのメリットが活用されています。

また、錆びにくく防錆効果を期待できることも特徴です。

電気伝導率が非常に良好

銀の金属特性の1つとして、導電性に優れているという点が挙げられます。必然的に、銀めっきを施すことで、素材の電気伝導率を高められることは大きなメリットといえるでしょう。

例えば銀めっきを電化製品のコネクタなどに利用することで、コンセントから流れてきた電流を無駄にすることなく製品内に通電させられて、電気のロスを防いでコストパフォーマンスを高められるといった効果を期待できます。

人体に優しく、抗菌性能も備えている

銀は古くから人類の歴史に存在してきた金属素材であり、人体にとって毒性がなく優しい金属素材であるという点も重要です。加えて、銀イオンの抗菌効果・殺菌効果で細菌やウイルスの無毒化などについても期待することができ、二重の意味で安全に配慮した金属であるといえるでしょう。

これにより、不特定多数の人が触れる部分や、人の体に触れる医療器具などを銀めっきで加工することがあります。

銀めっきのデメリット

変色しやすい

銀めっきのデメリットとして、銀の持つ特性である「空気中の硫黄と反応して黒く変色しやすい」といった弱点が挙げられます。

銀は光の反射率に優れた金属であり、美しい外観を獲得できるため装飾めっきとしても人気の素材です。一方、銀めっきにはどうしても変色といったリスクがあり、銀めっきによる美しさを維持しようとすれば、定期的なメンテナンスや変色防止の方法などを実践していかなければなりません。

銀めっきの用途

銀めっきの用途は多岐にわたります。装飾品としての価値を追求すれば、食器や宝飾品に関して銀めっきは需要が高く、あるいは自動車やバイクといった製品のパーツにもデザイン性を重視して銀めっきが採用されることもあるでしょう。

人体に優しいため、医療用器具や介護器具に使われたり、人がよく使用するものに対して銀めっきが施されたりすることもあります。

導電性に加えて、防錆性や耐摩耗性に優れていることから、電化製品や工業製品の内外に使われるケースも少なくありません。

主な銀めっきの種類

無光沢銀めっき

無光沢銀めっきは、銀を活用する様々なめっき加工の中でも、特に硬度が低い銀めっきです。また、無光沢銀めっきでは高純度の銀被膜が素材の表面をカバーするため、純銀と同レベルの導電性が確保されており、貴金属を使った他の金属めっきよりも電気伝導率に秀でていることがポイントです。

無光沢銀めっきは、銀の金属特性を最も分かりやすく獲得できる、汎用性のある銀めっきといえるでしょう。

硬質銀めっき

硬質銀めっきは、文字通り通常の銀めっきよりも硬度を高めて、耐摩耗性を向上させた銀めっきです。硬質銀めっきは日常的に摩擦や衝撃が与えられるような部分へ活用されることが多く、例えば電化製品のコネクタ類やスイッチ類に採用されることがあります。

硬質銀めっきは光沢を持つ、光反射率の高い表面仕上がりとなるので、光学用途での利用の仕方も検討できる点が特徴です。なお、下地にニッケルめっきや銅めっきが採用されやすくなっています。

銀めっきに対応しているめっき加工業者

日本電鍍工業

引用元:日本電鍍工業 公式サイト(https://nihondento.co.jp/)

クライアントの大半が同業他社のめっき加工業者であるという、業界内での信頼性が高いことが特徴です。また、様々なめっき業者とネットワークを形成しており、自社だけで対応困難な依頼であっても提携している加工業者と協力してクライアントのニーズを叶えていることが強みです。

銀めっきを始めとして、様々なめっきを小サイズのものから大サイズのものにまで施せる上、最大数量100万個といった大量生産も応相談となっています。

日本電鍍工業が対応しているめっき

機能めっき 銅めっき、銀めっき、ニッケルめっき、硬質クロムめっき、無電解ニッケルめっき、硬質クロムめっき、亜鉛めっき
装飾めっき 無光沢銀めっき、銅めっき、カラーめっき、スズめっき
防錆めっき 銅めっき、銀めっき、ニッケルめっき

日本電鍍工業の会社概要

会社名日本電鍍工業株式会社
所在地大阪府大阪市生野区巽北1-25-8
電話番号06-6751-6194
所属組合大阪府鍍金工業組合
公式サイトhttps://nihondento.co.jp/

サン工業

引用元:サン工業 公式サイト(https://www.sun-kk.co.jp/)

サン工業は新しいめっき加工技術の開発にも取り組んでおり、2021年6月には抗ウイルス・抗菌性能を向上させるめっき加工について特許申請を行うなど、時代のニーズに合わせためっき加工の提供を重視しています。めっき加工の種類に合わせてサンプルの試作をオーダーすることも可能であり、銀めっきを含めて様々なめっき加工を比較検討したい場合にも利便性が高いことはポイントです。また、適正なめっき加工についてアドバイスも受けられます。

※参照元:サン工業 公式(https://www.sun-kk.co.jp/plating/list/antibacterial-plating.php)

サン工業が対応しているめっき

機能めっき 金めっき、銀めっき、スズめっき、三価/六価クロムめっき、黒ニッケルめっき、電気ニッケルめっき、装飾クロムめっき、黒クロムめっき、亜鉛ニッケル合金めっき、亜鉛めっき、硬質クロムめっき、PTFE複合無電解ニッケルめっき、無電解銀めっき、無電解スズめっき、黒色無電解ニッケルめっき、無電解ニッケルめっき
装飾めっき 黒色無電解ニッケルめっき、無電解ニッケルめっき、金めっき、銀めっき、三価/六価クロムめっき、黒ニッケルめっき、電気ニッケルめっき、装飾クロムめっき、黒クロムめっき、亜鉛めっき、硬質クロムめっき
防錆めっき 黒色無電解ニッケルめっき、PTFE複合無電解ニッケルめっき、無電解ニッケルめっき、金めっき、スズめっき、三価/六価クロムめっき、電気ニッケルめっき、装飾クロムめっき、亜鉛ニッケル合金めっき、亜鉛めっき、硬質クロムめっき

サン工業の会社概要

会社名サン工業株式会社
所在地長野県伊那市西箕輪大芝原2148-186
伊那インター工業団地内
電話番号0265-78-2510
所属組合長野県鍍金工業組合
公式サイトhttps://www.sun-kk.co.jp/

神谷理研

引用元:神谷理研 公式サイト(https://www.kamiyariken.co.jp/)

神谷理研では試作1個に対するめっき加工から大量生産のめっき加工まで、幅広いニーズへ対応できる設備環境を整えています。そのため、それぞれのクライアントのニーズに合わせてコストを抑えつつ、めっき加工の品質を追求することが可能です。また、ニッケルめっきにスズめっきやクロムめっきなど、異なるめっき加工を組み合わせるハイブリッド型のめっき加工を行えることも重要です。機能めっきや装飾めっきとして銀めっきや金めっきに対応します。

神谷理研が対応しているめっき

機能めっき 亜鉛ニッケル合金めっき、銅めっき、銀めっき、金めっき、ニッケルめっき、ニッケルクロムめっき、硬質クロムめっき、スズめっき、無電解スズめっき、無電解ニッケル-リン合金めっき、無電解ニッケル-ボロン合金めっき 他多数
装飾めっき 銅めっき、金めっき、ニッケルめっき、ニッケルクロムめっき
防錆めっき 亜鉛ニッケル合金めっき、ニッケルめっき、ニッケルクロムめっき、無電解ニッケル-リン合金めっき

神谷理研の会社概要

会社名神谷理研株式会社
所在地【本社工場】静岡県浜松市東区
上新屋町156
電話番号053-461-7309
所属組合静岡県鍍金工業組合
公式サイトhttps://www.kamiyariken.co.jp/

九州電化

引用元:九州電化 公式サイト(https://www.k-denka.co.jp/)

九州電化では装飾性や伝導性、抗菌性など様々な目的で銀めっき加工に対応しています。一般的な銀めっきと、硬質銀めっきという2種類の銀めっきを取り扱っており、鉄やステンレス、アルミなど複数の素材へ対応できることが特徴です。独自のめっき技術の開発や研究にも力を入れており、自社開発した新めっき技術を採用した新製品の開発などを行っていることも見逃せません。また、「現代の名工」に認定された技術者が所属していることも強みです。

九州電化が対応しているめっき

機能めっき 金めっき、真鍮めっき、銅めっき、スルーホール銅めっき、無電解ニッケルホウ素めっき、スズめっき、銀めっき、クロムめっき、硬質クロムめっき、ニッケルめっき、亜鉛めっき、無電解ニッケルめっき
装飾めっき 金めっき、真鍮めっき、銅めっき、スズめっき、銀めっき、クロムめっき、ニッケルめっき、亜鉛めっき、無電解ニッケルめっき
防錆めっき 金めっき、真鍮めっき、無電解ニッケルホウ素めっき、スズめっき、クロムめっき、ニッケルめっき、亜鉛めっき

九州電化の会社概要

会社名株式会社九州電化
所在地福岡県福岡市東区社領3-4-8
電話番号092-611-3461
所属組合九州めっき工業組合
公式サイトhttps://www.k-denka.co.jp/

金子メッキ

引用元:金子メッキ 公式サイト(http://www.kaneko-plating.co.jp/)

金子メッキは、創業から60年以上ずっと経験を積んだめっき加工職人による手作業を継続してきた、めっき加工専門の加工業者です。めっきの品質を維持できるように仕上がりの細部まで人の目と手による確認や検査が行われており、現代のシステムを活用しながら手作業と機械化の両方のメリットを追求していることがポイントです。短納期の相談にも乗っており、ナチュラルな風合いを再現できるよう厚付け銀めっきなどにも対応しています。

金子メッキが対応しているめっき

機能めっき 金メッキ、ニッケルメッキ、銀メッキ、銅メッキ、クロムメッキ
装飾めっき 金メッキ、ニッケルメッキ、銀メッキ、銅メッキ、ロジウムメッキ、クロムメッキ
防錆めっき ニッケルメッキ、銀メッキ、銅メッキ、ロジウムメッキ、クロムメッキ

金子メッキの会社概要

会社名有限会社 金子メッキ
所在地東京都足立区梅田7-1-15
電話番号03-3840-0341
所属組合公式サイトに記載なし
公式サイトhttp://www.kaneko-plating.co.jp/

豊橋鍍金工業

引用元:豊橋鍍金工業 公式サイト(https://www.toyohashiplating.co.jp/)

豊橋鍍金工業では銀を使っためっき加工として、軟質銀めっき・硬質銀めっき・超硬質銀めっきという3種類のめっき加工技術を提供しています。めっき被膜の硬度・強度を調整できるため、例えば抜き差しを繰り返さなければならないような端子にも安定した銀めっきを施せることが強みです。また、「自動めっき条件設定システム」を自社開発して生産管理のシステム化も行っており、生産ラインの管理や工期の確認といった面も強化しています。

豊橋鍍金工業が対応しているめっき

機能めっき スズめっき、銀めっき、金めっき、ニッケルめっき、銅めっき
装飾めっき 金めっき
防錆めっき 金めっき、ニッケルめっき

豊橋鍍金工業の会社概要

会社名豊橋鍍金工業株式会社
所在地愛知県豊橋市菰口町3-17
電話番号0532-31-6217
所属組合愛知県鍍金工業組合
公式サイトhttps://www.toyohashiplating.co.jp/