めっき加工業者一覧
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このページでは、神奈川エリアにあるめっき加工業者の中でも、特に神奈川県メッキ工業組合に所属しているめっき加工業者で、さらに研究部門を有してオリジナルのめっき技術を自社開発している会社を紹介しています。
神奈川県横浜市にある野毛電気工業は、めっき加工を含めた電気工業製品の製造・加工や、省力自動化機械の設計・開発などを行っている会社です。エレクトロニクス用特殊部分金めっき・銀めっき、そしてパラジウムめっきを得意技術としており、フープ材のスポットめっきやストライプめっきといったものを主力製品としています。
また、新しいめっき技術の開発についても、大学などの教育機関とも連携しながら技術開発を進めており、未来に向けた研究の実現を目指していることが特徴です。
機能めっき | フープめっき、リードフレームめっき、ワイヤーめっき、ストライプめっき、UBMめっき、バレルめっき、ルテニウムめっき、撥水めっき、再生めっき |
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装飾めっき | フープめっき、リードフレームめっき、ワイヤーめっき、ストライプめっき、UBMめっき、バレルめっき、ルテニウムめっき |
防錆めっき | フープめっき、リードフレームめっき、ワイヤーめっき、ストライプめっき、UBMめっき、バレルめっき、ルテニウムめっき |
薄衣電解工業はめっき加工業者として、35種類のめっき加工に対応していることが特徴です。量産品へのめっき加工だけでなく、試作や技術開発に関しても1個からめっき注文に対応しており、自動めっきシステムとフレキシブルなラインを活用することで、クライアントの短納期ニーズなどについても相談に乗ってくれることは見逃せません。
品質マネジメントや環境マネジメントに関しても、ISO9001やISO14001といった国際認証規格を取得しており、品質や安全に配慮した技術開発環境が整えられています。
機能めっき | 亜鉛めっき、リン酸亜鉛処理、低温黒色クロムめっき、ニッケルめっき、無電解ニッケルめっき、銅めっき、錫めっき、硬質金めっき、無電解金めっき、銀めっき、光沢錫めっき |
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装飾めっき | リン酸亜鉛処理、低温黒色クロムめっき、ニッケルめっき、無電解ニッケルめっき、銅めっき、錫めっき、硬質金めっき、無電解金めっき、銀めっき、光沢錫めっき |
防錆めっき | 亜鉛めっき、ニッケルめっき、無電解ニッケルめっき、銅めっき、錫めっき、硬質金めっき、無電解金めっき、銀めっき |
旭産業は神奈川県横浜市において、大正8年に創業しためっき加工業者です。100年以上にわたってつちかってきためっき加工のノウハウを活用して、多品種少量ニーズにも柔軟に対応できるめっき技術の提供及び開発を続けています。めっき加工技術に関する受賞経験なども複数回にわたっており、めっきを行った後のバフ研磨といった作業もワンストップサービスとして依頼できることが特徴です。
イワセは環境にも配慮しつつ、時代に合わせて新しいめっき技術を開発しながら、クライアントの多種多様なニーズへ応えているめっき加工業者です。また、プレス金型の設計や製作まで自社一貫体制で対応できる環境を構築しており、金属加工からめっき加工までワンストップサービスで提供可能な点も強みとなっています。
また、ISO9001:2015も取得し、グローバルスタンダードの品質管理を行っています。
昭和23年(1948年)に創業されたトーヨーでは、70年以上の歴史に支えられるめっき加工技術をベースとして、クロムめっきやニッケルめっき、亜鉛めっきなど様々なめっき加工を、クライアントのニーズに合わせて提供しています。
めっき加工が可能な素材についても、鉄だけでなく鋳物やステンレス、アルミなど複数が用意されており、厚めっきといった注文にも対応可能です。
フジクロム社では社内に設置した研究部門でめっき加工の技術開発や研究を行っており、自社開発した調合液を活用することで、誤差±0.003㎜以内の正寸めっきや部分めっきにも対応しています。また、めっき液再生装置についてもオリジナルのものを開発しており、めっき液の再生効率を高めることでコストパフォーマンスの向上や精密めっき処理といったニーズの実現などをサポートしています。
藤田鍍金工業は電気製品のめっき加工業者として、1959年に設立されました。藤田鍍金工業では高品質なめっき加工を追求して、クライアントの期待に応えられるよう研究を続けており、例えば下地なしでステンレスへ金めっきを直接行うといった独自技術も強みの1つとなっています。
その他、マスキングテープを貼ったままめっきできるマシンを導入するなど、設備面にもこだわっています。
株式会社ブラザーでは無電解ニッケルめっき用の大型専用ラインを備えており、重量も最大10tまで対応できる点が特徴です。また、ベーキング炉設備についても大型のものを導入しており、250度以上の熱処理でめっきの密着性を改善できる上、350度の高熱処理を施すことで高度HV800以上の仕上がりを追求できることも見逃せません。
その他、セラミックへの厚めっきなども得意としています。