めっき加工業者一覧
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阪神鍍金精工所では、試作品や開発品などの少量品向けのテストライン「試作・開発型 専用小型めっき装置」を導入しています。クロム、ニッケル、スズ、銅、ニッケル-リンめっきなど、通常取り扱っているめっき種以外のさまざまなめっき加工にも対応可能です。
電解研磨などの表面処理加工も行っています。試作品や開発品の他、緊急の依頼製品に小さなもの1個からの対応してもらえます。新しい薬品のテストやめっきや表面処理加工に関するさまざまな相談が可能です。
阪神鍍金精工所では、品質保証と検査に関して充実した体制を整えています。塩水噴霧試験器を使用した、長期間にわたる耐食性テストを実施したり、高精度な金属顕微鏡によるめっき膜表面を観察・検査したりするなどして、ミクロン単位での精度の高い仕上がりを保証しています。
検査測定機器として、塩水噴霧試験装置・金属顕微鏡#500・マイクロビッカース微小硬度計・電解式めっき膜厚測定器・電磁式めっき膜厚測定器・マイクロメーター・シリンダーゲージ・ダイヤルゲージなどを備え、めっき膜表面の状態、膜厚、硬度、耐久性などの検査が可能です。
大物へのめっきに対応できるめっき装置や迅速で確実な対応が可能なめっき全自動装置を備えている阪神鍍金精工所。
1750x1300x700mmサイズの硬質クロムめっき全自動装置4台と700x1200x4500mmの硬質クロムめっき装置1台、600x300x6000mmサイズの高速シンジケート亜鉛めっき全自動装置・800x1000x2000mmサイズのスーパーシンジケート亜鉛めっき装置各1台、700x1200x1500mmサイズの無電解ニッケルめっき装置1台のめっき装置などが稼働しています。
この他、ベーダーセンターレース研磨機とセンターレス研磨機各1台を備え、研磨にも対応してくれます。
その他試作対応可能なめっき(クロム、ニッケル、スズ、銅、ニッケル-リンめっきなど)
| 研究部門はあるか? | 〇 |
|---|---|
| 試作対応は可能か? | 〇 |
| 研磨は一貫対応できるか? | 〇 |
阪神鍍金精工所の主な対応業界は、自動車、産業機械、通信機器などの分野です。具体的には、乗用車、輸送機械、建設機械、紡績機械、工作機械、船舶機器、銀行ATM、自動販売機、発券機、携帯電話などで対応実績があります。
自動車や二輪車での導入実績は、トランスミッション部品(硬質クロムめっき)、エンジン部品(硬質クロムめっき、シンジケート亜鉛めっき)、カーナビ固定金具(亜鉛めっき)、ABSセンサ部品(無電解ニッケルめっき)、プレーキ油圧部品(硬質クロムめっき)などです。工業用機械や一般向け電子機器部品などの用途に主に対応しています。
| 会社名 | 株式会社阪神鍍金精工所 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県神戸市西区見津が丘5-2-3 |
| 電話番号 | 078-998-1650 |
| 所属組合 | 兵庫県鍍金工業組合 |
工業・産業分野で広く使われる金属部品は、そのままだとサビやすかったり電気が通りにくい素材も。めっき加工を行うことで、素材に新たな機能性を付与することができます。金属に限らず、家電製品などのプラスチック部分にもメッキ加工を行うことで、まるで金属のような見た目にグレードアップすることが可能。
ただし、加工難易度の高い素材や部品の大きさ、希望するロット数によってはめっき加工を断られてしまうことも。ここでは、素材×目的別に、対応実績のあるめっき加工業者を紹介します。
強固な膜で覆われた加工難易度が高いアルミニウム材でも、独自の前処理技術でスピーディーかつ安定した品質でのめっき処理を実現し、密着性も担保。
一般的な1部品ずつ吊るす方式ではなく、かごに入れてまとめてめっき加工を行うため、1g程度の小さな部品でも対応可能。
引用元:オーエム産業公式HP
https://www.oms.co.jp/service/plating-tec/plating3/cat14/
銅の酸化・変色を防ぐためによく用いられる金・銀めっきの技術開発を行っているため、これまでにない表面特性を持った部品に仕上げられる。
部品の一部分にのみスポットめっきを行えるため、部品全体にしかめっき処理できない場合よりも金・銀の使用量を抑え、コスト調整に繋がる可能性も。
プラスチックへのメッキ加工専門業者として約60年間のノウハウを持つ。組合企業と協業し、それぞれが得意なめっきを組み合わせることで、金属光沢やサテン調、ベロア仕上げなど様々な色調に装飾可能。
自社に大物と小物に分けた生産ラインを設ける。特にアミューズメント施設の大型部品などの2m×1m×0.3mの大型製品に対応できるのが特徴。
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