めっき加工業者一覧
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朝日鍍金工場は60年以上の歴史がある亜鉛めっきの専門加工会社です。長年亜鉛めっきを専門にしてきたノウハウを活かし、パイプの内側への亜鉛めっきや、より防錆効果の高い溶融亜鉛めっきにも対応しています。
自動ラインで大量のめっき加工に対応できる一方、手動で一つずつ丁寧に仕上げるめっき加工にも対応しています。ベーキング炉付で先進の亜鉛めっきバレルラインや検査や評価に使用する試験設備、めっき膜表面の観察装置なども完備。また、平成26年度・全国めっき技術コンクール亜鉛めっき部門で厚生労働大臣賞を受賞(※)しています。
亜鉛めっき加工を専門に行っている朝日鍍金工場では、亜鉛めっきへのさまざまなクロメート処理ができます。亜鉛めっきは安価なので低コストでできるのがメリットですが、亜鉛めっきをしただけでは比較的変色、腐食しやすいのがデメリットです。この欠点を補うため、6価クロムや3価クロムを主成分としたクロメート処理液に浸漬し、亜鉛めっき膜上にクロメート皮膜を形成するのがクロメート処理です。
朝日鍍金工場では、外観性を重視したクロメート処理と、防錆性など機能性の向上を目的としたクロメート処理の両方を行っています。外観性を重視したクロメート処理では、仕上がりの色調を青銀白色・青色~セミイエロー・黒色の中から選べます。機能性の向上を目的としたクロメート処理では、優れた耐食性や耐候性を付与できます。
朝日鍍金工場では亜鉛めっきに特化しているので、一日100t以上の生産能力があり量産品への対応が可能です。またH鋼やアングルパイプを始めとした大物加工を得意としており、電気亜鉛めっきでは長物にも対応しています。
クロメート処理では、クロメート・ユニクロ(虹色外観ではなく均一な外観のクロメート処理物)で最大7m、3価クロメートで最大4m、黒色の3価クロメートで最大3mの製品に対応できます。
研究部門はあるか? | 〇 |
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試作対応は可能か? | 〇 |
研磨は一貫対応できるか? | × |
多様なサイズや形状の製品に亜鉛めっきを行っている朝日鍍金工場は、建築業界や自動車業界、電気業界が主な対応先となっています。
建築業界では、長物・大物・重量物の建材から小型のネジのようなものまで亜鉛めっき加工を行っています。小型の量産品にも対応しています。自動車業界では、これまで培ったノウハウで、良好なめっき皮膜を得ることが難しい形状の製品(深絞り製品や部品内面)のめっき、耐食型3価黒色(パワーコート)のクロメート処理亜鉛めっきなどの実績があります。この他、光ファイバーへの亜鉛めっきにも対応しています。
会社名 | 有限会社朝日鍍金工場 |
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所在地 | 東京都江戸川区松江4-20-11 |
電話番号 | 03-3653-3431 |
所属組合 | 東京都鍍金工業組合 |
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