めっき加工業者一覧
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電気的特性を持つめっきを採用することで、幅広いシーンで安定した電気を供給できます。めっきを施す部品によって要求が異なるため、高い導電性や磁性、抵抗特性などの様々な電気的特性から選択します。役立つ機能性めっきを取り入れて、業務効率アップを目指しましょう。
主な電気的特性は以下の通りです。
ここでは、それぞれの電気的特性の特徴とめっきの種類、適用例について紹介します。
銀は優れた導電性を持つ金属です。そこから銅、金、ニッケル、錫の順に高い電気伝導性を有しています。しかし、銀や銅のように電気の伝わりやすい素材は酸化しやすいのが欠点です。そのため、電気伝導性の優劣のほかに、劣化のしやすさも視野に入れるのが重要です。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、プリント配線基板のスルホール部や電機部品の接点・コネクター・スイッチなどへの採用を検討しましょう。
銅、銀、金、錫、ロジウム
プリント基板、端子、スイッチ、コネクター、接点、リードフレーム
磁性は、磁気ディスクや磁気テープのような磁気記録媒体に欠かせません。磁性体は主に常磁性体、強磁性体(硬磁性体・軟磁性体)、反磁性体に分けられます。
常磁性体は外部磁場の影響を受けたとき同じ向きの磁場ベクトルに作用し、磁場を取り除くと磁化しなくなります。対して、外部磁場を取り除いた後も磁場の働きを維持するのが強磁性体です。
反磁性体は、常磁性体とは逆向きの働きをする物質。つまり、外部磁場とは逆向きに磁化されます。
コバルト-りん、ニッケル-コバルト、ニッケル-コバルト-りん
磁気ディスク、磁気テープ、薄膜ヘッド
電気接触部の電気抵抗が小さい特性のこと。スイッチ特性とも呼ばれます。
スイッチやコネクターのような、金属同士による電気接続が必要な部位に使用される物質です。金属表面の摩擦による摩耗や酸化が不安になる箇所なので、耐食性や耐摩耗性、耐衝撃性も要求されます。
金、ロジウム、ルテニウム
接点、スイッチ、コネクター、
リードスイッチ
特殊な無電解ニッケルめっきをセラミック基体にめっきすると、優れた抵抗特性を持たせられます。抵抗値をコントロールする場合は、めっきの厚さで設定可能。量産性にも優れています。
ニッケル-りん-ボロン
電気抵抗体
電磁波による電子機器への障害を防止する電気的特性です。導電性に優れている銅やニッケルなどの無電解めっきを使用し、電磁波が透過するプラスチックに金属膜を形成。電子機器・通信機器による電磁波障害に影響されずに、プラスチックの特性を活かせます。
無電解銅、無電解ニッケル
パソコン筐体、携帯電話、ビデオカメラ
物質に電気的特性を施すためには、高い知識と熟練の技術が不可欠です。また、幅広い業界からめっき加工の依頼を受けている業者だと信頼性が高く期待できます。さらに自社内に研究部門を設けていると、新しい技術を開発し、より多くのニーズに応えてくれるでしょう。
電気的特性を付与できるめっき加工業者を厳選してリスト化したので、ぜひチェックしてみてください。
工業・産業分野で広く使われる金属部品は、そのままだとサビやすかったり電気が通りにくい素材も。めっき加工を行うことで、素材に新たな機能性を付与することができます。金属に限らず、家電製品などのプラスチック部分にもメッキ加工を行うことで、まるで金属のような見た目にグレードアップすることが可能。
ただし、加工難易度の高い素材や部品の大きさ、希望するロット数によってはめっき加工を断られてしまうことも。ここでは、素材×目的別に、対応実績のあるめっき加工業者を紹介します。
強固な膜で覆われた加工難易度が高いアルミニウム材でも、独自の前処理技術でスピーディーかつ安定した品質でのめっき処理を実現し、密着性も担保。
一般的な1部品ずつ吊るす方式ではなく、かごに入れてまとめてめっき加工を行うため、1g程度の小さな部品でも対応可能。
引用元:オーエム産業公式HP
https://www.oms.co.jp/service/plating-tec/plating3/cat14/
銅の酸化・変色を防ぐためによく用いられる金・銀めっきの技術開発を行っているため、これまでにない表面特性を持った部品に仕上げられる。
部品の一部分にのみスポットめっきを行えるため、部品全体にしかめっき処理できない場合よりも金・銀の使用量を抑え、コスト調整に繋がる可能性も。
プラスチックへのメッキ加工専門業者として約60年間のノウハウを持つ。組合企業と協業し、それぞれが得意なめっきを組み合わせることで、金属光沢やサテン調、ベロア仕上げなど様々な色調に装飾可能。
自社に大物と小物に分けた生産ラインを設ける。特にアミューズメント施設の大型部品などの2m×1m×0.3mの大型製品に対応できるのが特徴。