めっき加工業者一覧
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平和工業はプラスチックの射出成形からめっき表面処理までを一貫して対応する加工メーカーです。1966年にプラスチックめっきの工業化に成功し、それ以来プラスチックの加工とめっきを専門に行ってきました。
製品出荷までの流れは、制作した金型もしくは支給された金型にて射出整形を行い、検査後めっき加工を実施。塗装・シルク印刷、組付けを行い、検査・包装後出荷されます。
めっきは下地めっき・中間めっき・仕上げめっきの3段階で行うものと、下処理後、下地や中間のめっきを行わず仕上げのめっきを施すダイレクトめっきの2種類があります。
平和工業では環境への配慮、生産性の向上、設備費用の低減を目的としてダイレクトめっき工法を導入しています。
ダイレクトめっきは、下地の無電解めっきにかえて導電化工程を取り入れることで、水処理を容易にし廃液が少なくて済む環境に優しい工法です。また、アンモニアやホルマリンを使用しないので作業環境にも優しいのが特徴です。
さらに下地の無電解めっきに起因した不良品の発生を抑え、下地の被膜が薄いので製品の外観向上にも見込めます。処理工程が、従来の工法と比較して少ないので生産性も向上します。
平和工業では本社工場、糀谷工場の2カ所で生産を行っています。両工場ともに徹底した節水と排水分別・系統別無害化を実施しており、全自動めっきラインを導入して作業環境にも配慮しています。
全自動めっきラインを導入することで、安定した品質と納期管理を可能とし、生産性の向上を図っています。
平和工業の本社工場は、大型部品から中小物部品まで対応できるプラスチックスめっきの専門工場で、生産拠点の中心となっています。一方、糀谷工場では新たに採用したダイレクトめっきを導入し、大型アミューズメント部品へのプラスチックめっきを中心に対応しています。
研究部門はあるか? | 公式サイトに記載なし |
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試作対応は可能か? | 公式サイトに記載なし |
研磨は一貫対応できるか? | 公式サイトに記載なし |
平和工業は電子産業、自動車産業、医療機器産業、アミューズメント産業、事務機器産業、家電産業、音響・通信機器産業などの業界に対応実績があります。
プラスチック製品は多くの用途で使用されていますが、金属にはあってプラスチックにはない機能が多くあります。足りない機能をめっき加工で補い、低コストであるプラスチックの特性を活かすことが多くの業界で採用される要因となっています。
会社名 | 平和工業株式会社 |
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所在地 | 【本社工場】東京都大田区京浜島2-2-4 |
電話番号 | 【本社工場】03-3790-1031 |
所属組合 | 東京都鍍金工業組合 |
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